寺田 弘和(その後)

人を知る社員紹介寺田 弘和(その後)

追跡インタビュー「あの人は今」お客様にもっとも近い位置で
静岡製機のファンをつくる

寺田 弘和Terada Hirokazu
所属|農機営業部 関東営業所

入社後のキャリア

農機営業部配属後、中部営業所を経て関東営業所に。
当初は千葉県を主に担当し、現在は千葉県、群馬県、埼玉県グループリーダー。

現在の仕事内容は?

現在、関東営業所に配属されて4年半ほどになります。入社してからずっと静岡県の中部営業所にいたので、初の県外での勤務です。
関東営業所には、いわゆる関東1都7県から、神奈川・山梨を除いた1都5県、すなわち東京・千葉・群馬・栃木・埼玉をテリトリーとして、10名程度の営業スタッフが配属されています。営業スタッフはそれぞれ担当地域を持っていますが、数字の管理やお互いのフォローアップのために県ごとにグループ分けをしており、その中で千葉・群馬・埼玉のグループリーダーとして販売推進に努めています。

新人時代から一番変わったと感じること

首都圏近郊は、実は北海道に次いで日本の農産物の出荷高の上位を占める農産県が並んでおり、メーカー間の競争が激しいエリアです。最近のお客様は従来のように「老舗の看板」だけでは選んでくれず、またインターネット世代でもありますので価格比較にもシビアな傾向にあります。そういったお客様にはイニシャルコストからランニングコストまでしっかりと検証し、全方位的に静岡製品の良さを理解していただかないといけないので、昔よりもなるべくエンドユーザーのもとを訪れるようにしています。従来は取次である代理店や販売店にお任せしていた部分でもあるので、営業としては忙しくなっているかもしれませんが、じかにお客様に製品を認めてもらえることや正直な声を聞けることは、貴重な情報であると同時に大いに励みとなりますので、やりがいを感じています。
仕事風景

社会人としての成長を支えたもの

私が千葉県全域を担当するようになった頃のことですが、当社が創業100周年を迎え、記念式典が開催されました。この式典では静岡製機の歴史だけでなく取引先など当社を支えてくれた多くの企業や団体の歴史も知ることができ、現在の当社が、先輩たちの積み重ねてきた厚い信頼の上に成り立っているのかを肌で感じました。継続することの大切さと難しさを、これまで以上に実感しましたね。
仕事風景

これからの目標

昨今は米価の下落や資材の高騰、TPP問題などでコメ離れが進んでいて、当社の製品でも野菜関連のものがよく出るように変わってきました。そういった市場の空気を素早く読み、新たな製品展開や技術開発で潜在的なニーズに応えてきたのが、静岡製機という会社の歴史でもあります。お客様に一番近い最前線に身を置く者として、これからもアンテナを高く掲げ、当社製品の充実をサポートしていきたいですね。以前のインタビューで答えた「静岡製機の“ファン”を増やしていく」という目標に変わりなく、継続的に当社の製品を選んでいただける仕組みを作ることにまい進していきたいと思います。
MESSAGE
今だから言える!
あの頃の自分へのメッセージ
離れて気付く故郷の良さがある。地元ならではの生活を心置きなく楽しもう