鈴木 康平(その後)

人を知る社員紹介鈴木 康平(その後)

追跡インタビュー「あの人は今」産機製品最大の市場で
自由に腕を奮う

鈴木 康平Suzuki Kohei
所属|産機営業部 関東営業所

入社後のキャリア

新人研修後、産機営業部へ配属。
北海道営業所へ2年半赴任し、その後現職場である産機営業部関東営業所に勤務。

現在の仕事内容は?

主に夏向けには気化式冷風機、冬向けには業務用熱機器の販売を行っています。当社の産機製品はヒーターから冷風機までラインナップされているので、1年を通してムラの少ない営業活動が可能です。とはいえ、例えば最初に私が赴任した北海道と現在の関東地方では気候が大きく違いますし、マーケット規模も異なりますので、1年間の販売計画はだいぶ変わりましたね。また関東地方は、お客様の業種に幅があるのも特徴です。製造業がメインであることに変わりはないものの、加湿機や防災用品といった比較的新しい商品が、学校や高齢者向けの施設、行政などに注目されつつあります。

新人時代から一番変わったと感じること

3年前のインタビューの時はまだ研修期間だったため、業務に関する経験・知識はほとんどない状態でした。ですから初めて営業所に配属され、売上目標金額を持ってからは、緊張とともに仕事へのモチベーションが大きく上がったことが記憶に残っています。また、今年からは産機の全営業スタッフの中で一番市場の大きな地域を担当しているので、目標数字も非常に大きいものとなっています。さすがにプレッシャーもありますが、それにひるむことなく日々勉強しながら目標達成に向けてまい進しています。
仕事風景

社会人としての成長を支えたもの

新入社員当時は命じられた仕事をこなすので精一杯で、次に何をすればいいのかまで考えを巡らせられませんでした。そこが現在の自分との一番の違いでしょうね。ある程度販売先が固定されている農機に対し、産機の販路はまだまだ発展途上。すぐそばに未開拓の市場がたくさん隠れています。ですから、産機営業は自らやるべきことを見つけ、素早く実行していく必要があります。このように定番マニュアルはないが、その代わり何をどう売るのも自由という職場で伸び伸びとやらせてもらっていることが、僕の場合はプラスに働いているようですね。
仕事風景

これからの目標

今、個人的に注目している加湿機は、医療機関や学校、高齢者向けの施設などに大きな需要を見込んでいる製品ですが、これらは従来の販路ではなく、飛び込み的な開拓が必要です。かつて産機製品の代表格たるヒーターが誕生した時も、農家向け中心だった静岡製機に製造業や建設業といった新しい販路が広がるまで、先輩方は大変苦労されたと聞いています。今、自分が同じように「老舗の看板」が通用しない世界に挑戦しているわけですが、そういった冷たい荒波を体験してくると、従来製品が築いてきた看板の大きさ、頼もしさに再度気付かされますね。 ただし、営業としては1を10にするのも快感ですが、0を1にする達成感は格別です。新規市場開拓というのは、挑戦した人間しかわからない、大きなやりがいがありますよ。
MESSAGE
今だから言える!
あの頃の自分へのメッセージ
目先の仕事の、来し方行く末を考える。そうすれば、いずれ指示はいらなくなる