ライスセンター『効率化の追求』 福島県

ライスセンターの特徴

将来的には100ha処理を念頭に置いたライスセンターです。
運用するための人手を少なくできるように設計しております。
荷受は集塵付大型ホッパーからチェーンコンベアで乾燥機へ搬送。 各乾燥機毎に放冷タンクを設置。乾燥完了後にすぐに乾燥機を空けることが出来、稼働率が高まります。
籾摺ラインを2系列とし、同時運転する事で籾摺り時間を短縮。
計量はフレコンと個袋を選べ、個袋はパレット積みロボットを導入しております。

主な設備の紹介

荷受設備

荷受ホッパー

チェーンコンベア

 

荷受はダンプ張込。ホッパー上部から集塵をします。張込まれた生籾はチェーンコンベアで指定の乾燥機へ送られます。

乾燥設備

SSE-EL50

 

遠赤外線乾燥機50石×5台を設置。おおよそ2.5ha/日(収量による)の処理が可能です。

放冷タンクEMT50

タンク張込口

 

乾燥機毎に放冷タンクを設置。乾燥終了後即排出が可能となるので、乾燥機の稼働率を飛躍的に上げることが出来ます。
放冷タンクは昇降機付の低天井タイプ。タンク投入昇降機の高さを乾燥機と同等程度に抑えられ、建物の軒高を低く抑えられる画期的なタンクです。
タンク天井と乾燥機天井の防護柵はオプションです。

籾摺調整設備

SMR505J

BG60G

 

籾摺りラインは二系列。均分岐で分けられた乾籾が粗選機を通って籾摺機へ投入されます。石抜機と色彩選別機で異物を除去してから計量タンクへ送られます。

計量設備

大型フレコン軽量機

大型フレコンタンク

 

二系列同時に処理する籾摺りラインに対応するために、大型タンクを備えた個袋計量器付フレコン軽量機を採用。フレコンバッグ交換時や個袋計量時に余裕を持った作業が可能です。

パレタイズロボット

積込シーン

 

籾摺りラインは二系列。均分岐で分けられた乾籾が粗選機を通って籾摺機へ投入されます。石抜機と色彩選別機で異物を除去してから計量タンクへ送られます。

排塵設備

集塵庫

逆流防止ダンパー

 

集塵庫は1Fに集塵室と本機置き場。2Fが籾殻庫となっております。
籾殻庫直下は倉庫兼籾殻取出し口となっており、トラックの荷台に籾殻を落として搬出します。
乾燥機からの排風ダクトには逆流防止ダンパーが据え付けられており、集塵室からの空気の逆流を防ぎます。

籾殻庫

集塵室

 

籾殻庫に送られた籾は、中間にスリットを設けられたダクトを通って庫内に満遍なく溜まります。
集塵室は入口に大型シャッターを設け、ゴミの取出作業を楽に行えるようになっております。周辺に家屋がないため、簡易的な集塵室になっております。

荷受集塵ファン

籾殻移送ファン

 

荷受集塵された埃はファンで籾殻庫へ。籾摺機からの籾殻は移送ファンで籾殻庫へ運ばれます。

燃料設備

燃料タンク

 

燃料は420Lタンクを2基利用。防油堤に設置しております。